- アウスレーゼ志智
ベンツX156 GLA180 エンジンチェックランプ点灯

お世話になります。メカニックの志智です!
今回は#メルセデスベンツ#X156#GLA180 のエンジンチェックランプ点灯とのことでお預かり致しました。
少し前にエンジンチェックランプ点灯しご入庫頂いていたので、やらかしたか…と思ってしまいましたが、また別の故障コードが入力していました(^_^;)

今回は混合気がリーン過ぎるというコードが入力しており、アイドリング時の自動補正値が基準値外になっておりチェックランプ点灯という流れでした。
関連するセンサーの実測値を確認、取付状態や電圧、抵抗値等を測定し正常であることからエンジンコンピューター(通称ME)のプログラムの不良によるエンジンチェックランプ点灯ではないかと判断しました。
MEのリプログラミング、コード入力を実施、その後実測値を確認しながら試運転を行い正常範囲に戻っていることを確認し作業完了です。

コンピューターの自己診断システムは診断機を繋げるだけである程度原因を絞り込めるので便利ですが、コンピューター本体(ハード・ソフト両方)やハーネス、カプラー(コネクタ)が正常であるとの前提があってこそですので、固定概念や故障コードを鵜呑みにして修理をすると直らないばかりかお金と時間を無駄に費やしてしまうことになります。
正しい知識で、先入観を持たず冷静にあらゆる角度から診断することが重要ですね(^^)/
いつもご依頼ありがとうございます!