- アウスレーゼ志智
メルセデスベンツ W213 E250 車検整備

お世話になります。メカニックの志智です。
今回はメルセデスベンツ W213 E250の車検整備について書きます!
2回目の車検ということでこちらのお車は走行距離9万キロと走っていましたので、消耗品交換とATF交換、ご用命のエアコン吹き出し口の交換をさせて頂きました!

高年式なので9速ATとなります。
メルセデスの場合ATFは他のメーカーと違い無交換でいい訳ではなくちゃんと定期交換の時期が指定されています。
ただ、12万5千キロに一回となっています。
メーカーが想定する“普通”な使い方であれば2回目以降の交換は12万5千キロでいいかもしれません。
しかし、初回は各機構があたりが付くまでに出た鉄粉等が溜まりやすく早めに交換されたほうがいいと考えます。

9速ATはオイルパンが樹脂となりフィルターと一体なのでオイルパン丸ごと交換となります。
各部を清掃し締め付けトルクを守って新しいボルトとオイルパンを取付します。

続いてはフロント中央のエアコン吹き出し口の交換です。
お客様がモノをぶつけてしまい折れてしまったエアコンフィン

部品としては、中央4つの吹き出し口が左右2個ずつセットで出ます。
破損した部品を取り外して新品を装着します。

↑では簡単に書きましたが、フロントウッドパネルを外す為にここまでバラバラに(笑)
なんとメーターまで取り外す必要があり、新品約40万円のメーター、ナビ一体型液晶を壊さないよう慎重に作業を進めていきました(^_^;)

最後にエンジンオイルやブレーキオイル、真っ黒になっていたエアコンフィルター等交換させていただき、洗車。
無事作業完了しました!
いつもご依頼頂き誠にありがとうございます。